1/25（土）26（日）開催！徳重の家完成見学会のお知らせ

設計の仲田です。完成見学会のお知らせです。

今回のリノベーションは緑区徳重。なんと2015年築！今までで一番の築浅物件です・・(;^_^A

普通の感覚なら、クリーニングしてそのままでも十分に暮らせますが、いつもの通り、すべてを壊してフルリノベーションをしています。

今回は最上階の中住戸物件。断熱も比較的しっかりしてます。天井はおそらく屋上断熱なので室内にはないですが、リノベでは天井にも断熱補強します

新築マンションとか築浅のマンションって、設備もしっかりしてるし、きれいだし、断熱材も昔の住まいよりもしっかりと施工がしてあります。

でも間取りって、30年以上前と比べても驚くほど変わっていないんですね。築浅でも全然快適に暮らせないんです。

収納は少ないから片付かないし、収納場所がないから部屋が物置になるし、リビングは暖かいけどドアで区切られているから廊下に出たらとても寒い・・・

実際、新築マンション購入して暮らしていた方がいたんですけど、暮らしにくいから3年で売却して、築37年の中古マンションを購入してリノベしてますからね。

【参考】高層の新築マンションから、築37年、1階の中古マンションへと住み替えるリノベーション完成見学会！

なので、私たちからしてみたら築浅物件のフルリノベーションって全然普通のことなんです。まあ、すこし、もったいない感じはしますけど・・(;^_^A

さて、物件の床面積は約84㎡と比較的広め。4人家族で暮らすのですが、十分、ゆったりと計画できます。ちなみに下図が元の間取り。

昔のマンションと基本的な構成が変わらない間取り。多くの方が暮らしにくい、と言っているのにいまだに一番多いプランですね・・・

今回のリノベーションで面白いのが子供室の計画。2つありますが、合計面積はなんと2坪程度。タタミ4枚分程度なんです。

「これだけの広さがある住まいなのに、そんなに小さな子供部屋は明らかにおかしい！」っていう方もいるかもしれませんね。

この点については、ここでは、あーだ、こーだと説明はしません。

ただ、見てもらうとわかるんですけど、これ、特別に奇をてらった計画にはなっていないんです。ぜひ、見学してその狙いや意味を知って欲しいですね。

これを体験してもらったら、物件の面積がもっと小さくても十分暮らせる！という可能性に気づくと思います。

一般的な70～80㎡くらいのマンションにおいては、5～8畳くらいの面積で個室を計画することの方がおかしいことなんですよねぇ・・

あとは、この家、ものすごく、回遊動線が多いです。回遊動線って変な計画だと無駄なスペースができたりもするんですが、各部屋、スペースとのつながりや暮らし方を考えていったときに、自然とそうなっていきました。

結果、面積以上に、ものすごく広く感じますし、家の中の空気の流れもよくて、とても気持ちのいい空間になりました。

その他にもいろいろとありますけど、言葉ではいくら説明しても、その本当の良さを伝えきる自信はありません・・(;^_^A

ぜひ、体感して、マンションで快適に暮らすための「スタンダードなリノベーション」を知って欲しいな、って思います。

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＜見学時のご注意＞

見学時には手袋着用と簡易スリッパをして見学していただきますが、靴下の着用は必ずお願いいたします。靴下がない方は見学ができませんのでご注意ください。

小さなお子様連れの場合、室内を走り回ったり、壁をベタベタと触る、というようなことがないように見学の際にはご配慮ください。

これはやっぱりご好意で見学会に協力していただくオーナーさんへの最低限のマナーだと思ってますので、ご理解くださいね。