11/2（土）3（日）開催！尾張旭市の家完成見学会のお知らせ

設計の仲田です。完成見学会のお知らせです。

今回は初の尾張旭市でのマンションリノベーションです！

1980年築なので築44年と築古の物件ですね。床面積は約62㎡と少し小ぶり。

 

「築年数が古くても大丈夫なんでしょうか・・・？」

そんなご不安を持つ方も多いと思いますが、過去には1978年築のマンションもリノベーションしました。

抑えるべきポイントさえチェックしておけば、築年数が古いというだけで候補から外すのはすこしもったいないかな、って思いますね。

 

さて、肝心の物件ですが、この年代には多いのですが、住戸の真ん中にLDKがあって南に和室が2つという間取り。時代を感じますねぇ・・・笑

 

古いので、ガス給湯器は室内に設置されています・・こういうのもこの時代では珍しくないケース。

いまならありえないですが・・・(;^_^A

また壁には断熱材もありませんでした。

正確には壁のボードの裏に薄い断熱材がついていたんですが、これはほぼ断熱性能などないといってもいいレベルなので夏は暑く、冬は寒い・・・

ということで、いつものように、すべてを撤去し、断熱補強を行い、配管もすべて新しくやり替えています。

 

今回のリノベーションでは、水回りの位置はあまり変わっていません。キッチンの配置も少しずれてはいるものの、大きく移動してません。

にもかかわらず、全く違う住まいへと変わっています。このあたり、すみません、言葉ではうまく説明できないので、見学時に見てほしいところですね。

 

床面積的には少し小さめではありますが、お二人で暮らすということもあるので実はLDKの面積はそんなに小さくなくて、なんならかなり広い。

でもただ広いだけの空間はモノがあふれてしまって雑然としてしまいます。

でも結構多いんですよね、LD周りに収納があまりないプラン。このあたりも見学時に暮らしをイメージしてもらうと暮らしやすそう～っていうことが見えてきます。

 

あと、リビングは少し段差を設けてウールカーペットにしています。

フローリング全盛のこの時代、カーペットは珍しいと思いますが、N.style建築工房ではよく採用している素材です。

カーペットっていろいろマイナスイメージが多いんですけど、誤解も多く、本来の魅力とか、暮らしやすさを高める良さも知ってほしいところです。

 

いつものように回遊できる動線もありますが、今回、南北への風の抜けもよくて、気持ちいいです。

土間スペースがあったり、木の家みたいな天井の寝室があったり、木の室内干しがあったり、いろいろ工夫をしています。

 

体感しないとわからないことだらけですので、ぜひ、お越しくださいませ。

 

さて、最後に。一つだけ。

今回、久々に築古な物件ですが、基本的に、物件は新しければ新しいほどいいとは思います。

でもそうなると、その分、物件価格は上昇していきます。

だからある程度、築年数に対しての許容範囲を広げることができると、予算的にも、地域での検討できる物件数も、かなり選択肢が広がるんですよね。

もちろん、やみくもに古い物件をすすめることはしていません。

 

冒頭でもお伝えしたように、ちゃんと抑えるべきポイントさえ守れば、リスクもかなり小さくなります。

なお、この物件は購入前にはわたし、物件確認しています。

このあたり、どう判断してOKとしたのかは、興味のある方は見学会の際に聞いていただけたらと思います。

 

マンションリノベーションの良さって、古い物件であっても、中身を新築のマンション以上の住み心地にできることだと思うんですよね。

「いやいやそれは言い過ぎ、営業トークにもほどがあるのでは？」

って突っ込みが聞こえてきますが（笑）、真面目に、新築マンションよりも快適に暮らせると思っています。

 

それが本当かどうか？

見学会でぜひ、体感していただければと。木のマンションリノベーションの魅力と可能性を体感しにきていただけたら、と思います。

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＜見学時のご注意＞

見学時には手袋着用と簡易スリッパをして見学していただきますが、靴下の着用は必ずお願いいたします。靴下がない方は見学ができませんのでご注意ください。

小さなお子様連れの場合、室内を走り回ったり、壁をベタベタと触る、というようなことがないように見学の際にはご配慮ください。

これはやっぱりご好意で見学会に協力していただくオーナーさんへの最低限のマナーだと思ってますので、ご理解くださいね。