12/10(土)11(日)開催!可変性のある子供室で将来も活用しやすいマンションリノベーション完成見学会
設計の仲田です。完成見学会のお知らせです。
今回のリノベーション物件は1998年築、南北に長い形状で、面積は75㎡。日本に一番たくさんあると思われる一般的なマンションですね(笑)。
今回、ちょっと変わっているのが、趣味のスペースがあること。ちいさなスペースですが、いいこもり感があります。
そうしたスペースってちょっと暗くて狭くなりがちですが、明るくて、風も通るようになっていて、快適に趣味を楽しめます。
子供部屋は二つあるのですが、仕切戸と置き家具で可変性を持たせてあります。
子供が小さい時は仕切戸はなくして、リビングを広く使います。必要になったら仕切戸を取付けて、仕切を兼ねたデスクユニットで子供部屋を分けます。
子供が独立したら再び広く使うこともできますし、一つだけ個室として使って、リビングは少しだけ広くするという方法もあります。
言葉での説明は難しいんですが、マンションは戸建てよりも小さめなので、こうした工夫により、家族構成の変化にも柔軟に対応できます。
こうした手法はよく採用しているのですが、個室をドアで閉じて計画するとなかなかうまくいきません。
引き戸を活用することで、スペースを有効に活用できるようになるんですね。
なお、この手法が絶対に正しいというわけではなくて、子供の部屋はなるべく個室にしたい、という場合には違った手法の方がよいです。
今回のキッチンは2列型ですが、スペースや配管位置の都合もあって、ちょっとずれた計画。この時大事なのはキッチンでの作業動線。
冷蔵庫から食材を出したり、下ごしらえから調理の工程での動きがコンパクトでやりやすいような配慮が必要です。
2列型のキッチンは調理スペースが広く使えるので、対面キッチンとは違った便利さがありますね。
部分的な説明をいくら重ねてもなかなか住まいの魅力はわかりません。
とくに私たちのマンションリノベーションの場合、スペースの取り方などがかなり細かい検討でつくられていて、教科書的なサイズ感とはちょっと違うんですね。
広さの感覚も抜け感があるので単純な㎡数では把握できません。体感しないとわからないんです。
見学会の参加なんて面倒だな、と思うかもしれませんが、家づくりって基本的に手間暇がかかります。
それに、何が正解なのかはその人の考え方や価値観によります。
簡単で、わかりやすくて、○○風な感じの家で、というような住まいづくりは、賞味期限が驚くほど短いです。
価値観や考え方は変わっていきます。それをふまえて、長い期間にわたって快適に暮らすことができる住まいをつくるためにも、体感して欲しいなぁと思います・・・
とご案内してきましたが、イベントはメルマガ読者に先行案内していまして・・・。
11/22現在で、実は、残りはあと1枠だけという状態です・・・(;^_^A
ということで、申し訳ないですが、12/10(土)10:15~の枠のみが空いています。ご都合が合う方はぜひ!
<追記>
昨日イベント案内したばかりでしたが、残念ながら、すぐに申し込みをいただきまして、受付終了となりました。
またの機会にお越しくださいませ!
【マンションリノベーション完成見学会】
希望日時をお申込みください。
なおイベント案内はメルマガ登録してくれている方にホームページよりも早くご案内をしてます!
メールアドレスだけの入力ですのでカンタンです♪
見学についてですが、見学時間帯をずらしてご案内してます。多少、重なるときがありますが、基本的に密にならないよう、ソーシャルディスタンスも考慮してご案内します。
また下記対策も実施しておりますので、基本的には「濃厚接触」の条件にはならないような環境と理解しています。
・入室退室時に手のアルコール消毒
・見学中は手袋とマスクの着用
・使い捨てスリッパの利用
なおスリッパは用意してますが、靴下の着用はお願いいたします。忘れると見学できないので、ご注意くださいませ。
あと、小さなお子様連れの場合、室内を走り回ったり、壁をベタベタと触る、というようなことがないように見学の際にはご配慮ください。
これはやっぱりご好意で見学会に協力していただくオーナーさんへの最低限のマナーだと思ってますので、ご理解くださいね。