6/24(土)25(日)開催!壊せない壁があっても間取りが大きく変わったマンションリノベーション見学会!
設計の仲田です。完成見学会のお知らせです!
今回の物件は旧住宅都市整備公団の分譲マンション。1982年竣工なので築41年とかなり古めのマンションです。
この頃のマンションって、室内に壊せないコンクリートの壁があることも多く、この物件にもそんな壊せない壁がありました。
天井から垂れ下がる大きな梁もあり、こうした物件は基本的にはリノベーションをする上では大きな制約になってきます。
今回、ご相談を頂いた際には、リノベーションありきではなく、いい計画ができなければ違う物件でのリノベーションも視野に入れて検討する、ということにしました。
それほど難しい条件だったのです。
結果、浴室とキッチンの配置を移動する、という方向性で検討することで、この間取りからは想像できないほど暮らしやすいプランとなりました。
自分で言うのもなんですが、うまく計画できたと思います(笑)。どんなふうに変わったのか、体感して欲しいところですね。
N.style建築工房のリノベーションでは、基本的に動線を回遊させています。そうすることで暮らしやすく、室内の空気が循環して冷暖房の効きもよくなるので。
今回の場合、ほぼ南北を分断する壁が真ん中にある。しかも2列もある。なので、南北のスペースを回遊させることは、構造的にどうしてもできません。
ただこうした状況の中でも、ちょっとした回遊性をもたせることはできるんです。
回遊させることが目的ではなくて、あくまでも、暮らしやすくする、ということが前提でないと意味がありません。
シンプルな計画なんですが「ああ、これなら暮らしやすそう!」って感じていただけるのではないかと思います。
築古のマンションは普通のマンションよりも梁が大きく出っ張っていたり、ほぼ断熱材がない、という環境です。そのため表面的なリフォームだけではかなり暮らしにくい。
古いマンションだからこそ、質の高いリノベーションをすれば、暮らしやすい住まいにすることができます。
中古マンション価格が上昇している中でも、築古なら比較的上昇幅も小さい。ただやはり古いと敬遠する方が多いのも事実。
でも築年数が古くても、新築よりもよっぽど豊かで快適に暮らせる世界があることを知って欲しいなと思います。
例によってメールマガジン登録の方に先行案内をしてますので、6/9現在で10組の方がすでにご参加予定です。
お早めにお申し込みくださいませ。
【名古屋市熱田区マンションリノベーション完成見学会】
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<コロナ対策について>
5/8以降、5類感染症へと移行され、マスク着用は屋内でも個人の判断によることになりました。
いろいろな考え方があると思いますが、現時点ではマスク着用の強制をすることはしておりません。
個人でご判断をしていただければと思いますが、咳の症状がある場合は、マスク着用のご配慮をしていただければと思います。
見学に際しては、見学時間帯を少しずつずらしてご案内してます。多少、重なるときがありますことご理解ください。
なお見学時には手袋着用と簡易スリッパをして見学していただきますが、靴下の着用はお願いいたします。靴下がない方は見学ができませんのでご注意ください。
小さなお子様連れの場合、室内を走り回ったり、壁をベタベタと触る、というようなことがないように見学の際にはご配慮ください。
これはやっぱりご好意で見学会に協力していただくオーナーさんへの最低限のマナーだと思ってますので、ご理解くださいね。