昭和区鶴舞 S邸マンションリノベーション
2020年11月竣工
物件概要/1982年築/75㎡
よくある南北に長いパターンの住まいです。今回、リビングを広く計画し、子供部屋が必要になったらその一部を区画するという方法を採用しました。
この方法のいいところは、子供が使うときはもちろん、将来お子さんが独立した時には再びリビングを広くすることができるということ。
子供室の配置をどう考えるかにもよりますが、こういう方法はマンションの暮らし方の幅を広げてくれますね。木の柱がアクセントにもなっていて、木の家感がより強く、心地いい空間です。
キッチンは奥さんがじっくりと考えて、家電の配置や収納量、ゴミ箱の位置、ハンガーバーなど使い勝手が本当によい計画です。タイルのセンスも素敵です。
書斎スペースはトイレサイズですが、ちょうどいいこもり感。ちょっと小さめの空間が落ち着くのはなぜなんでしょうね(笑)。
比較的古めのマンションですが、新築分譲マンションよりもあるかに暮らしやすく、快適な温度環境なので、古さってあまり問題にはならないな、と改めて感じます。