8/3(土)4(日)開催!みよし市三好ケ丘の家完成見学会のお知らせ
設計の仲田です。今回ご覧いただく完成物件は初のみよし市の物件です~!
1991年築の床面積約76㎡のお住まい。4人で暮らす予定です。
南北に長いよくある形ですが、玄関は横から入るパターン。下図はリノベーション前の間取り図。
横から入る場合、どうしても北側の2部屋は分断されてしまうので、夏は暑くて冬はものすごく寒くなります。
また、珍しくキッチンが少し奥まっているのでLDとのつながりはなくなっていて、料理中、家族の様子を感じにくい状況です。
例えリノベーションをするとはいえ、こういう条件からはたして快適に暮らす住まいができるのか?
いいプランを計画するにはかなり難易度が高い物件と言えます。
ありそうなアイデアとしては、キッチンと廊下の壁をなくして廊下側にキッチンを配置して対面化し、和室をなくして広いリビングをつくる感じでしょうか。
でも広くて開放的になること=暮らしやすいではないんですよね。
モノを収納する場所も必要だし、和室をなくしたことで部屋は一つ減るから、4人家族では暮らせなくなりますし。
広いことが無条件でいいことだ、という価値観だけでプランだったり、オシャレっぽい雰囲気を重視しすぎるプランだったりすると、暮らし始めてから後悔することにもなります。
少なくとも、温度差が大きな温熱環境から、快適な暮らしができるようにするのは必須ですね。
ちなみに今回も断熱材にはウッドファイバー吹き込みを使っています~。こんな感じ。
100mmくらい吹き込んでます。マンションではありえないかもですけど(笑)
見学会の時は1台のエアコンだけを運転させて、どんな感じになるのかも体感してもらう予定です。
76㎡が10畳くらいの容量のエアコン1台だけではたして快適になるのか?ぜひ実際に確かめて頂けたらと。
さてこうした目に見えない部分はもちろん大事ですが、それってプランの前の土台的な部分(そこが適当なリノベが多い現状は悲しいかぎりですが・・)。
当然、プラン的な問題点である閉鎖的なキッチン配置は再構成し、分断されている南北を違和感なくつなげることが大事かな、と思います。
で、いつものように、回遊性のある計画としつつ、キッチンはLDとのつながりをよくしつつ、LDK空間がかなり広くもなりました。
和室をなくす、という手法はとってませんが、それでもかなり広い空間になっているんですね。
このあたりはぜひ、実例でチェックしてほしいところです。
あと、子供室は置き家具で仕切るようにしているので、将来的な家族構成の変化にも対応しやすくしています。
暗くなりがちな玄関にも光が入るようにしていたり、アクセントとなる板張りが木の家感を強くしてくれてもいます。
個人的にはリビングの窓際の感じが好きで、すごく心地いい空間になってるんですよ~。ここはもったいぶって内緒にしておきます(笑)
他にもいろいろとあるんですけど、私たちの木のマンションリノベーションは体感しないとその本当の魅力はわかりません。
まずは体感することで、「こんな方法があるんだ!」ということをぜひ、知ってほしいなと思います。
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【みよし市三好ケ丘の家マンションリノベーション完成見学会】
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<見学時のご注意>
見学時には手袋着用と簡易スリッパをして見学していただきますが、靴下の着用は必ずお願いいたします。靴下がない方は見学ができませんのでご注意ください。
小さなお子様連れの場合、室内を走り回ったり、壁をベタベタと触る、というようなことがないように見学の際にはご配慮ください。
これはやっぱりご好意で見学会に協力していただくオーナーさんへの最低限のマナーだと思ってますので、ご理解くださいね。