巽ヶ丘のマンションリノベーション完成レポートです!

先日開催した完成見学会も無事終了しました!例のごとく、同じマンションの方にもご来場いただきまして、たぶん20組以上の方が来られたと思います(多すぎてよくわからなくなりました・・・)。もちろん、大好評~!でした~~!!やっぱりうれしいですね!!!

都合が悪くて参加できなかった~という方のために完成レポートいたします!今回の物件はマンションには珍しい土間収納があります。マンションの玄関まわりはかなり手狭。限られたスペースを有効利用するには致し方ない部分もありますが、玄関横にちょっとしたスペースがあるとかなり使い勝手がいいですよね。細長いスペースですが、収納量はたっぷり。写真の左が玄関側でサッシがついてますが、反対側にもサッシがある???実はこちらにはユニットバスがあるんですね。もともとは窓がなかったのですが、位置をずらし、土間収納を計画することで風通しのある浴室へと変身したのでした!なかなかユニークでしょ?

1709s1.JPG

キッチンは対面式ではなくて壁側に向かうタイプ。背面には家電を設置するカウンターがあり、低い壁で隠しているので圧迫感もなくて開放的。でもごちゃごちゃした感じはリビングからは見えにくくなっています。壁に向かっていてもリビング側に家族がいる気配も感じられますね。

1709s3.JPG

1709s2.JPG

今回の一番特徴的なポイントが南側に設けた縁側的なタイルスペース。床をタイルとしたのは水槽を置くため。また室内干しスペースも兼ねています。水槽が置かれ、洗濯物も干されているとなるとどうしても生活感があふれてしまう・・・。せっかくのいい雰囲気をなるべく壊さずに過ごしたい!ということで、フロストガラスの4枚引き分け戸で隠せるようにしてみました。これがなかなかかっこいいんですね。やっぱ建具って大事やなぁ・・・。

1709s4.JPG

1709s5.JPG

なお建具を支えている「ランマ」の上部は何も仕切らないで空いています。元々の梁の位置、今回の仕切りの位置、そしてリビングの位置が特殊な位置関係にあるので照明計画がなかなか難しかったのですが、上部を空けることで間接照明にすることができます。この雰囲気がかなり、イイ・・・。これは夜に体感しないと伝わらないので残念ですが、ほんとうにいい雰囲気なんですよねぇ・・・。

なお空いていることでエアコンの通風を邪魔しない、キャットウォークにもなる、開放感も出る、と、イイコトずくめの計画になります(自画自賛!エヘン!!)。

他にも通風性とエアコン一台で家全体を冷暖房するのにより効果を高めてくれる格子戸だったり、ちょっとした服を掛ける場所だったり、壁を汚さない傘掛けだったり、いろいろお伝えしたいことはあるんですけど、この辺で。また後日施工例でもご紹介できればと思います。

非常に心地の良い、暮らしやすい住まいになったと思います!同じような素材を使って、快適さを高める間取りの工夫も方向性は同じなのですが、毎回少しずつテイストが違うんですよねぇ・・・。ちょっと不思議。この頃は完成後、夜の雰囲気が良すぎるので写真撮ったり、ボーッとしてみたりと無意味に滞在時間が長くなっています(苦笑)。お引き渡しがちょっと寂しくなるのはいつも共通ですね・・・。